1853年7月8日(嘉永6年6月3日)
    4隻の黒船が浦賀に来航しました。突然
    現れた大きな黒船は、およそ2世紀に渡
    って鎖国を続けていた日本人を、驚かせ
    ました。
    黒船を率いるペリー提督の目的は、当時のアメリカ大統領、ミラード・フィルモアか
    らの親書を日本に手渡すことでした。親書の内容は友好を願うものでしたが、アメリ
    カ政府の本来の目的は次の点にありました。
    「日本近海で難破した船や、悪天候のために日本の港に入ったアメリカの船の乗組員
    の生命や財産を保護すること。アメリカ船が食料、水、燃料を積み込んだり、船を修
    理するために入港できるようにすること。アメリカ船が寄港し、物々交換や積み荷を
    売ることができるようにすること」
    ペリー提督は、親書を上陸して手渡したいと幕府に要求しました。両者は旗揚艦・サ
    スケハナ号で交渉の末、7月14日、ペリー一行の久里浜への上陸が実現します。幕
    府は浦賀奉行・戸田伊豆守と井戸石見守を応接役として、ペリーから親書を受け取り
    ました。この出来事を契機として、日本は開国への道を歩み始めたのです。
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    ペリー記念館は、この歴史的事実を広くみなさんに理解していただくために、横須賀
    市が市制80周年を記念して建設したものです。館内に展示されているペリー来航に
    関する歴史的資料や模型などにより、みなさんにペリー来航の意義を将来にわたって
    お伝えしていきたいと思っています。
 


 

  
黒船の概要を描写した古書

 

 
上陸した海兵隊員の行進を描いた巻物

 
黒船の船内を描写した古書
 

 
ペリーの海軍服のボタン

 
黒船の乗組員を描いた絵巻物


 【 ペ リ ー 記 念 館 概 要 】
 
  ◇ 所 在 地 : 横須賀市久里浜7-14
 
  ◇ 開  館 : 昭和62年5月1日
 
  ◇ 開館時間 : 9:00〜16:30
 
  ◇ 休 館 日 : 月曜日・祝日の翌日
 
          年末年始
 館内 : 展示室

 【 ペ リ ー 公 園 】
 
  当館が建つペリー公園は、ペリーの足跡を
 
  伝える貴重な場所です。園内にはペリー上
 
  陸を記念して、1901年(明治34年)に
 
  米友協会が建立したペリー上陸記念碑が残
 
  されています。
 
  碑文の「北米合衆国水死提督伯理上陸記念碑」
 
  は、伊藤博文の筆によるものです。
 ペリー上陸記念碑
    【 交 通 の ご 案 内 】
 
     ・JRまたは京浜急行久里浜駅から徒歩20分
 
     ・JRまたは京浜急行久里浜駅からバス10分、「ペリー記念碑前」下車
所在地 : 横須賀市久里浜7-14ペリー公園内