三浦七福神は、霊験あらたかな幸運の神として知られ商売繁盛、家内安全、開運
 
   などさまざまな願いに人々の根づよい信仰をあつめています。
 
   初春の三浦七福神めぐりは、市内一面に広がる大根畑と潮騒の海に一足早く三浦
 
   の春をみることができます。
 
   今年も城ヶ島、油壷、三浦海岸の景勝めぐりとともに皆様のご来遊をお待ちして
 
   おります。
 


    


  @【 金 剛 恵 比 寿 】
こんごうえびす
 
   円福寺
(えんぷくじ)
 
   所在地 : 南下浦町金田258
 
   電 話 : 0468-88-0038
 
   交 通 : 京急三浦海岸駅から崎行バス
 
        金田下車徒歩5分

 
  遠い昔の夜、金田湾の海上に光るものがあるのを通りがかりの漁夫が拾い上げた
 
  ところ、黄金の恵比寿像であったので、これは大漁満足のしるしと喜び、草庵を
 
  建て村人こぞってお守りをしていたところ、一人の旅僧が現れて地蔵尊を恵比寿
 
  尊と合わせて祀るように村人に告げて去りました。そこで天文17年(1548)
 
  鎌倉光明寺の伝設大和尚を招いて開山となし、草庵を現在の地に移して、金田山
 
  円福寺としたのであります。
 


 A【 白 浜 毘 沙 門 天 】
しらはまびしゃもんてん
 
   慈雲寺
(じうんじ)
 
   所在地 : 南下浦町毘沙門669
 
   電 話 : 0468-81-7573
 
   交 通 : 京急三浦海岸駅から崎経由三崎
 
        東丘行バス毘沙門天入口下車徒歩
 
        5分

 
  ここは持陽山慈雲寺持、毘沙門堂と称し、本寺は応安元年(1368)妙謙大和尚
 
  によって開かれたもので、毘沙門天は古来より、正月三日酉の刻(午後6時)には
 
  必ずありがたい神示があると信じられ、現在も多数の参詣があり知恵と勇武の守
 
  り神としてあがめられております。特に北方を守る武神で、厄除け、知恵の毘沙
 
  門天であります。
 


  B【 筌 龍 弁 財 天 】
せんりゅうぜんざいてん
 
   海南神社
(かいなんじんじゃ)
 
   所在地 : 三崎4丁目12-11
 
   電 話 : 0468-81-3038
 
   交 通 : 京急三崎口駅から三崎東岡行バス
 
        終点下車徒歩5分

 
  治承4年(1180)、源頼朝の挙兵に呼応して和田義盛は衣笠城に立て篭もり、
 
  戦ったが落城し海路房州に逃れんとしました。その時暴風雨に逢い流されて兵糧
 
  尽きた時龍神に祈ると「筌」という竹製の漁具が流れて来て、それを用い漁をし
 
  飢えをしのいだ事から、建久元年(1190)「筌」を祀り、弁才天堂としたのが
 
  この筌龍弁才天の縁起であります。この弁才天は大漁満足、財宝如意、容色端正、
 
  弁智増上、芸能上達等の希望を叶えて下さる女神であります。
 


  C【 桃 林 布 袋 尊 】
とうりんほていそん
 
   見桃寺
(けんとうじ)
 
   所在地 : 白石町19-2
 
   交 通 : 京急三崎口駅から三崎東岡行バス
 
        終点下車徒歩10分

 
  この寺も源頼朝公の別荘、三御所の一つで境内に桃の木が多かったので「桃の御
 
  所」と言われております。慶長18年(1613)向井兵庫頭政綱が開基となり白
 
  室大和尚を迎えて開山した禅寺であります。この布袋尊は等寺に安置する準国宝
 
  級の薬師如来、日光月光の両菩薩、12神将、聖観世音を共に古くから近在の人
 
  々に尊ばれ不老長寿、無病息災の守護神とされております。
 


  D【 長 安 寿 老 人 】
ちょうあんじゅろうじん
 
   白髭神社
(しらひげじんじゃ)
 
   所在地 : 見崎町小網代1516
 
   交 通 : 京急三崎口駅から油壷行バス
 
        小網代下車徒歩15分

 
  この社は、小網代湾が昔から避難港として全国に知られていた関係上、航海安全
 
  大漁満足の神として古くから崇拝されていました。昔漁師が網にかかった御神体
 
  を海中から引き揚げ、お祀りしたもので現在の社殿は三浦道寸公が改築したもの
 
  といわれています。御神体は長寿を授ける神とされております。
 


  E【 鶴 園 福 禄 寿 】
かくおんふくろくじゅ
 
   妙音寺
(みょうおんじ)
 
   所在地 : 初声町下宮田119
 
   電 話 : 0468-88-2226
 
   交 通 : 京急三崎口駅下車徒歩15分

 
  この寺は高野山真言宗、別名花山曼茶羅ともいい、室町時代後期には小田原北条
 
  氏の雨乞い祈願所として信望が篤く、その後、天正年間(1580年頃)に賢栄法
 
  印により中興されたと伝えられています。この福禄寿は、経巻を結んだ杖を携え、
 
  鶴を伴っているとところから鶴園福禄寿ともいわれ福徳、財宝、長寿の三徳を備
 
  えると伝えられています。寺域は、四季折々の花に彩られ鶴の乱舞と見まごうば
 
  かりの山ゆりは毎年6月下旬に弘法大師生誕祭(山百合祭り)を催しています。
 


  F【 寿 福 大 黒 天 】
じゅふくだいこくてん
 
   延寿寺
(えんじゅじ)
 
   所在地 : 初声町下宮田3403
 
   電 話 : 0468-88-1815
 
   交 通 : 京急三崎口駅から長井行バス
 
        宮田下車徒歩10分

 
  この寺の開基は日蓮宗久老僧の一人日範上人で、延慶3年(1310)の建立とさ
 
  れています。日範上人は123歳の長寿を保たれた方で、現在は惜しくも枯れて
 
  しまいましたが、上人手植の松が境内に残っております。この大黒天は富貴、長
 
  寿、特に豊かな食生活が約束されるというめでたいものであります。また、鬼子
 
  母神の寺として有名であります。